アドラー心理学で一緒に考えてみませんか

アドラー心理学カウンセラーの鍵野が気になったことのあれやこれやを綴ります

アドラー心理学の灯

こんにちは、鍵野です。
台風か?と思うような強い雨風が先ほどまで続いていました。今はまた空も明るくなってきて相変わらず風は強いようですが雨は大丈夫そうな感じです。


11月に入りましたね。毎年のことですが、来年の手帳(何十年も超整理手帳を使っているので、スケジュールシートだけですが)も入手したし、確定申告をスムーズにこなせるように、10月末までの帳票の入力も終えまして今年の収支の見通しがつきました。


う~ん、収入から言えば過去最低の年かもしれない(笑)。でも、人の役に立っている実感としては過去最高の年な気がしています。アドラー心理学カウンセリングで稼いだお金としては過去最高だし(笑)。アドラー心理学は金儲けのためのものではないんですが、でも、生活はしていけるだけはもらわないとねというようなことをアドラー先生もおっしゃってますし(笑)。よしとしよう。


衆議院選挙で与党が大幅に議席を減らし、単独過半数割れしたおかげで、このままでは予算を通せなくなるということで、表面でも水面下でも、大躍進した国民民主を政権に取り込もうとしているようですが、これはよかった。増税路線一直線だった自民党が減税仕方なしとも妥協しないとにっちもさっちもいかなくなるでしょうから。


財務省出身の国民民主の玉木代表は、日本のお金の流れの仕組みをご存じでしょうし、敵?(財務省(笑))の手の内もよく知っているわけで、これから面白い攻防が繰り広げられるのではないかと思います。103万円の壁が崩れると7兆円も税収が減るという財務省寄りのプロパガンダが流れているとのことですが、7兆円税収が減る=7兆円国民の所得が増えるということですから、いいことです!


お金って、将来への期待でしかないんですよ、結局。この一万円を持っていたら、一万円分のモノやサービスが得られるであろうという。なので、期待が期待外れに終わらないうちは、じゃんじゃんお金を世の中に増やしていけばいいわけです。期待外れに終わるというのはどういうことかというと、生産力・供給力が追い付かなくなって、金は出すよと言っても作ってくれない提供してくれないような事態です。どんどん物価が上がる、ハイパーインフレになるというような事態になったときのことで、デフレ日本(にっぽん)では起きっこありません。設備投資の余力もあるし、お客さんがいたらもっと働くよという人がうじゃうじゃいる(鍵野もその一人ですが(笑))この日本では、消費者の懐が増えて使おうと思ったら使いたいだけ、モノやサービスの供給体制は整います(若干のタイムラグはありますが)。


でも、そういうラッキーな状態は長くは続きません。このまま緊縮財政が続いて、財政均衡なんていうアホは目標に向けて政治家官僚国民が邁進したら、本当に生産力・供給力が錆びれていってしまいかねません。そうなってからいくら国民に金をばらまいても何も出てこなくなってしまいます。


なので、今のうちに、まだなんとかなるうちに、減税して、消費税なんてやめちゃって、ばんばんお金を回せばいいんですよ。


予算執行に税金はいらないんですから。政府短期証券を発行すればいいだけなんですもの。実際そうやってますし、これまでもずっと。


税金は、お風呂の栓のようなもので、蛇口からお金をじゃぁ~っと流していって、溢れる前にちょっと栓を抜いて、調整弁的に日本に流通する貨幣量を減らす必要があるときだけ、取ればいいので。


億万長者ゲームとか人生ゲームの銀行家の役割なんですよね、政府とその子会社の日銀のやっていることは。場から税金としてお金を吸い上げたら、それだけみんなの人生(ゲーム)のお金が減るという、ただそれだけのことです。税金を集めて、それを配るというのは、根本から間違い。そもそも、最初に政府ありきですから(もとはイングランドの金(ゴールド)を貸し出した証書が始まりで、その組合が発行主でしたが)。国民のAさん、Bさんがお金を発行しているわけではないのでですね。政府が自分で作って配っておいて、配った額に「国の借金」とラベルを貼って、貸借対照表を読める人なら誰でもわかる「国の借金」=「国民の財産」という等式に知らん顔して、「大変だ!」なんて騒いでいるだけなんですから。国の借金が増えたということは、それだけ国民にお金が渡っているということで、経済成長ってそういうことですよね。税金で場のお金を回収しないといけないような状況じゃないんですよ、こんなに何十年も経済成長していない珍しい国になったというのにですね。


と、まぁ、結局は心が成長しないと、お金だけ増えてもねぇ…と思ってここ何年かはこういうことは考えたりしないであきらめムードではあったんですが、今の政局はチャンスだなと。やっぱり、少しは必要ですもんね、お金も(笑)。ぜひ、これからも積極財政、減税を目指す政党を応援しましょう! 日本人はやれるんです。税金で元気を持っていかれているだけです。その気になればGDPなんてすぐ跳ね上がりますって。ぜひ、税金は景気の熱さましに過ぎないと覚えておいてください(笑)。熱もないし暑くもないのに熱さまシートとかアイスノン使いまくりな日本の財政運営から離れましょう!


で、お金より大事なアドラー心理学の話に戻したいんですが(笑)、先日、嬉しいことがあったんですよ。鍵野のカウンセリングを受けられたある方が、この方は野田先生のカウンセリングも受けられたことがある方なんですが、鍵野にも野田先生のカウンセリングが受け継がれているというようなことを言ってくれたんですよ。


いや~、嬉しかったですね。鍵野は野田先生のカウンセリングを受けたこともないし、じつは見たこともないんですよ。見学のチャンスは一度だけあったのですが、カウンセリングのカの字も知らない自分にはまだまだ恐れ多いと遠慮してしまいました。見てもわからなかったでしょうし、後悔はしてません。オープンカウンセリングがカウンセラーとかカウンセラーを目指す人のための学びの場であって、見世物ではないんだという野田先生のおっしゃっていたことへのリスペクトとして行かなかったので、それは当時の自分としてはよい判断だったと今でも思っています。


野田先生のカウンセリングは見たことはないんですが、その野田先生に後継者として認められた大竹先生と中井先生からカウンセリングを教わりましたから、そりゃぁ隔世遺伝(笑)というか、野田先生のカウンセリングを、それほど出来はよくないかもですが、それでもかなり色濃く受け継いでいるはずですよね。他の先生、初めてアドラー心理学のカウンセリングを見せていただいた中島先生にしても野田先生のお弟子さんですし。


カウンセリングも芸事の一種ですから、お師匠さまのカウンセリングにおける一挙手一投足を同じ場で感じながら、お弟子さんなりの力で吸収して真似てお稽古していって、ようやくなんとかかんとかできるようになるんですよね。


なので、たった今、野田俊作顕彰財団(AIJ)と日本アドラー心理学会心理療法士とカウンセラーが絶滅してしまったら(縁起でもないですが)、もう野田先生のアドラー心理学カウンセリングは絶えてしまうことになります。野田先生の本や論文がいくら残っていても、そこから生きたカウンセリングを再生することは不可能な話です。たとえ世界最高のAIがディープラーニングをいくらしようが、そんなものはアドラー心理学カウンセリングになるはずがありません。だって、AIは生きてないですし、共同体感覚を発揮しようがないので、アドラー心理学カウンセリングの目的である共同体感覚の育成なんてできっこないですから。


もちろん、野田先生以外にもアドラー心理学カウンセリングを教えることができる方は世界にたくさん(でもないかもですが)おられるわけで、その方に直接教わることで、アドラー心理学カウンセリングができるようになるんでしょうけれど、でも、それは野田先生のそれとは違いますもんね。


ということで、何が言いたいかというと、リアルな場を通して、師匠から弟子に、先生から生徒に、頭と心と身体を使って、アドラー心理学カウンセリングが伝えられてきたからこそ、鍵野もその一人ですが、日本にアドラー心理学カウンセリングができる人がいるので、それに感謝しつつ、やっぱり誰かに伝えていきたいなぁと思っているんです。


野田先生のカウンセリングを、鍵野を通して誰かに伝えていくことで、未来の日本人にも確実に野田先生の伝えられたアドラー心理学カウンセリングを残していけるんだよなぁと。


もちろん、野田俊作顕彰財団や日本アドラー心理学会はきっと今後も健在でしょうし、誰でもそこに入られて、先生や有資格者に学ぶことで、野田先生のアドラー心理学カウンセリングは伝わっていくとは思っています(野田先生が晩年に開発された「エピソード分析」は野田俊作顕彰財団に入らないと学べなさそうですが)。


それでも、やっぱり自分でも何か貢献したいなぁと、誰かカウンセリングを学ぶ人のお手伝いをしたいなぁという思いがあります。まぁ執着ですけれども(笑)。


なので、そういう、野田先生の伝えられたアドラー心理学のカウンセラーになりたい!という高い志を持った方は、ぜひ、鍵野と一緒に学びませんか? 


でも、カウンセリングを受けたことがないのにカウンセラーになりたいというイメージは持てないとは思うので、まずはカウンセリングを受けていただいて、ご自分の問題を一緒に考えて解決するところからスタートですね。


我こそはと思う方はぜひご連絡ください。必要に応じて先生方先輩方もご紹介させていただきます。


一緒にアドラー心理学の灯を、人類の希望の灯を受け継いでいきましょう!


読んでいただきありがとうございます。

みなさまどうぞよい週末をお過ごしください。


生きとし生けるものが幸せでありますように。