こんばんは、鍵野です。
関係ない人にはまったく関係ないんですが、今日から共通テストが始まりましたね。去年は息子が受験生だったので、車で送り迎えしたり、気になったりと親にとっても大きなイベントでした。お正月に出かけて、何かをもらってきたらしく…そこから体調を崩して、親父も体調を崩して…、勉強どころではない状態が1週間以上続いた気がします。それで、直前の追い込みができないまま迎えたテストだったんですが、今、思えばそれもよかったんではないかなぁと思っています。
もしからしたら、息子が無意識的にでしょうけれど、引き寄せた流れだった気がしています。おかげで(笑)、思ったほど点数が取れなくて、当初の第一志望を変えざるを得なくなり、しかも、変えたところで、CいやD判定だったかなぁ…、たしか。それで、全然余裕はなくて、目指せ逆転合格というポジションからの2次試験対策に入れたのが、よかったような気がしています。結果的に、変更後の第一志望(変な言い方ですが)に、合格出来て、本人も親父も、元妻も母(おばあちゃん)も、みんなで大喜びできましたし。
あれが、順調に共通テスト対策が進んで、当初の第一志望が狙えるポジションを取れてたら、2次試験間に合ったかどうか…、科目も多いし、問題自体の難易度も上がるしで、たらればに過ぎませんが、前期不合格で、中期、後期で行きたいところに行けていたかどうか…わかりませんね。
今、息子が通っている大学は、すごく息子に合っている気がするし、親父の好みは関係ないんですけど(笑)、なんかおたく的に特化してる感じがとっても気に入ってます。そこは2年生で学科が決まるらしく、希望者多数の学科は成績順でかなり落とされるところもあるそうです。受験する時にも学科選択のイメージは持って受けるんですが、入ってから実際にその分野の勉強をしてみてわかったことがあるらしく、少し迷いもあったみたいで、この前会ったときに相談してくれたのが嬉しかったです。
そこはアドラー心理学カウンセラーですから、相手が息子でも、しっかりアドラー心理学の知恵を使って一緒に考えました、出世払いで(笑)。久しぶりに息子の早期回想も聞いたけれど、やっぱり少し変わってたなぁ、同じシーンなんですけどね、やっぱり変わるんです、ライフスタイルが変化すれば。一緒に早期回想を見てみたのが、何かヒントになったようで、後日、聞いたんですが、希望学科の迷いはなくなったようです。よかった!
娘の早期回想は聞いたことがなかったなぁ…まだ形成中かもの年齢だったし(笑)。カウンセリングは、何回かさせてもらった(まだカウンセラーになる前ですが)思い出があります。パッと構えが変わって、同じ病室の男の子との話だったけど、相手の関心に関心が向いた瞬間、涙に続いて笑顔が。「ありがとう」って言ってくれて。それで、学んだことをすぐ行動に移して、仲直りして、ますますその子といい友達になれたようでした。ステキだったなぁ、わが子ながら。
それで、我が子を(自己執着なしに)カウンセリングできるんだったら、誰でもカウンセリングできるかって、考えてみたんですけど…、うーん…、あっ、無理な場合ありますね。どういうときだと思われますか?
こんな事例です。
カウンセラー:どんなお話ですか?
相談者:はい。私の友人…元夫なんですけどね。すごい方向音痴で、とにかくグーグルマップがないとどこにも行けないんですよ。どう考えても右に行くでしょっていうところで、「グーグルさんがそういうから」って左に行くんですよ、信じられます?
カウンセラー:ごめんなさい…
創作事例ですが、わかりました? 方向音痴の鍵野に困っている元妻がカウンセラーである鍵野に相談に来るっている、あり得ないけど、たしかに迷惑かけてるからあってもおかしくないかもな事例でした(笑)。謝るくらいしかできそうもない(笑)。
カウンセラーが相手役として当事者になってしまう困りごとを相談されたら…うーん、でも、なんか痛いけど成長できそうな気もするなぁ。鍵野に困っている人、もしいたら(いそうだなぁ、怖い)どうかこっそり相談に来てください。無料でカウンセリングします(笑)。でも、近所の母が真っ先に来そうだ(笑)。
でも、まぁ、身内のカウンセリングなんてしない方がいいですよね、やっぱり、脛に傷を持つもの同士、そこはねぇ、やっぱり困ったら、別のカウンセラーさんつかまえて相談しましょうね。もちろん、野田俊作顕彰財団(AIJ)か日本アドラー心理学会のカウンセラーさんに。自分が自分のことを自分に守秘義務守るってなると…現代版粗忽長屋みたいなことになってしまいそうだし… どうも、お後がよろしいようで…
読んでいただきありがとうございます。
みなさまどうぞよい夜をお過ごしください。
生きとし生けるものが幸せでありますように。