アドラー心理学で一緒に考えてみませんか

アドラー心理学カウンセラーの鍵野が気になったことのあれやこれやを綴ります

主催勉強会

こんばんはあるいはおはようございます、鍵野です。
今日は月例になった、大分市は稙田公民館での無料カウンセリングと本気の勉強会の日でした。これまでは、午前中はカウンセリングでお昼休みを入れて午後から勉強会というスケジュールだったのですが、今回は試しに、午後スタートで終了が夜七時前という形にしてみました。ひょっとして遅めの時間の方がいい人もいるかなと思ったのですが、今回は新しい方は来られず、かえっていつも来てくださる方が来られない時間帯になってしまったようで、やっぱり、次回から午前中スタートに戻して開催します。


カウンセリングの方はもともとお一人お一人に対応するのでいいとして、勉強会は当初、もう少し人数が集まるかもと勝手に期待していたのですが、さにあらず(笑)、「アドラー心理学」自体は人気コンテンツだと思うので、これは鍵野の問題でしょうね(笑)。と言いつつも、やっぱり期待通りに進んでいるのかもと、負け惜しみではなく本気で思ったりもしています。

 

ごく少人数なので参加者同士の相互尊敬、相互信頼が築きやすいのか、具体的な暮らしの中で困ってらっしゃることをしっかりお話してくださるので、本格的に「エピソード分析」を駆使したアドラー心理学での問題解決の流れを体験していただけます。理論や思想の話も対話しながらじっくり聞いてくださった方たちなので、言い方はあれですが、やっぱり仕上がりが早いです。

 

今日の勉強会でも、ポイントとなる仮想的目標や私的感覚も勘の鋭い参加者さんの協力で、かなり芯を食ったいいものを出すことができました。野田先生の本をテキストとして買っていただくお願いをしているのですが、つい熱が入ってしまって、読まないままで終わることの方が多いかも(笑)。事例を出しにくそうな流れだったら使おうと思ってるんですが、ラポールが早いというか(これちょっと自慢風ですが、鍵野のストレンクスかも)、みなさん赤裸々に(笑)語ってくださって本当に助かってます。


やっぱり、具体的な出来事、エピソードがないとアドラー心理学は動けない動かないんですよね。もちろん、理論と思想があってこそのアドラー心理学なんですが、「で?」という疑問に答えるには、具体的にアドラー心理学が動いているところを見てもらうのが一番なので。

 

創作事例、架空事例ではどこか迫力、説得力に欠けるという感じもあって、参加者自らの問題をアドラー心理学で扱うとどうなるのか?を体験してもらえば、百聞は一見に如かずとはよく言ったもので、お話をしてくださった方(事例提供者)も、その方の反応を見ながら、参加者として協力してくださっている方々も、大いに納得されたご様子で帰られます。その証拠に、人数は少ないですが、一度参加した方のリピート率だけはもの凄く高いです(笑)。


と、宣伝してしまって、たくさん集まったら、事例が出にくくなるという、参加者数と事例提供数のバスタブ理論があって(勝手に今作りました(笑))、困ってしまうかも。やっぱり好みとしては、たくさんの人と本を読みながらディスカッションするより、少人数でエピソード分析する方がいいかもです(笑)。薄く広くよりも、濃く深くなのかな。アドラー心理学知ってるよという人がたくさん増えるよりも、たとえ少人数でも、大分、福岡、九州でアドラー沼にはまる人が出てきてくれた方が嬉しいかも(笑)。


だから、0人はさすがに(今のところないけど)やめようかなと思ってしまいますが、一人でも来てくだされば続けようと思っています。ただ、今使わせてもらっている稙田公民館がたしか耐震補強工事が入って、6月まででいったん閉館になるとか。代替の会場を探さないとですね。ホルトホールは高いしなぁ…、コンパルホールはどうなんだろう? 穴場的なところがあったら教えてください。


読んでいただきありがとうございます。

みなさまどうぞよい週末をお過ごしください。


生きとし生けるものが幸せでありますように。