こんばんは、鍵野です。
今日は北九州で開催されたオープンカウンセリングに参加して見取り稽古をさせてもらいました。下道でのロングドライブで帰ってきたのでちょっと頭が痺れていますが、今日のうちに気づいたことなど書いておきたいと思います（日付変わってるけど（笑））。
と、その前に、今日はクリスマスイブなのでした。息子も一人暮らしをしているし(実験レポートとデート中らしい（笑））、自分も一人暮らしで、ひょっとして初めてケーキと縁のないクリスマスが来たか…本気の仏教徒だし、いいぞ！ と思っていたら、玄関開けたら立派なクリスマスケーキが！ 母のメモが置いてあって、とっても優しい親切な近所のお兄さんが（おじさんだけど（笑））娘に持ってきてくれたそうな… ありがとうございます。仏壇にクリスマスケーキというのも日本人らしくていいかも（笑）。サンタさんは卒業したけどケーキにはまだ縁があったようです。
そうそう、オープンカウンセリングの話でした。尊敬する中島先生のカウンセリング（研修会ですが（笑））を２つ見学できました。もちろん内容については書けないのですが、生きたアドラー心理学がクライエントさんを勇気づける現場をアドレリアンのお仲間と一緒に体感できるのは本当にオープンカウンセリングならではですね。ステキなクリスマスプレゼントでした。中島先生、お世話役のＴさん、一緒に学んでくださったみなさま、ありがとうございました！
また、いくつか質問することができて、それについても貴重な学びがありました。カウンセリングの内容とは関係ないところですが、カウンセリングの終わりに「今日はどんなことを学ばれましたか？」と鍵野の場合、毎回お作法的に聞いているんですが、そういえば、中島先生はそんな風に「学んだこと」は聞かないなぁと、そこが前から気になっていて、その辺りを聞いてみました。それで、言わないわけでもないとはおっしゃりながらでしたが、「学ばないとしたらカウンセラーの責任」、「「学ぶべき」という感じがあるのが嫌」というようなお答えでした。たしかに、学んで欲しいとは願ってやっているんだけれども、「あなた学ぶべきでしょう」というニュアンスが伝わるのは避けたいですね。そういえば、毎回、ここの最後の場面で、一瞬照れるというか、なんか「そういうことになってますので」的に言ってた自分に気づくのでした（笑）。次からは、もう少し自然に最後の流れとして必要があれば必要なことを聞いてみたいなぁと思いました。
もう一つ、これも今回の内容とは直接関係ないのですが、気になっていて質問させてもらったのが、鍵野は、カウンセリング中、相談者さんが大きな価値を入れてお話しされていることについて、それが相談者さんご自身のネガティブな評価につながりそうな予感がするときに、務めて平静に普通のこととしてなんでもないこととして聞くことがあります。そんなとき、相談者さんの期待した反応、おそらく他の人に同じことを話したときと違うので意外そうな顔をされることがあります。そこから事態を違った目で見るきっかけをつかまれて、それが勇気づけになることがあります。それでも、たまに、相談者さんのおそらく期待通りの反応をしてしまって、しまった！乗っかってしまったと思うことがあります。たぶん、鍵野のライフスタイルに引っかかるものが出たときだと思います。
それで、先生への質問は「カウンセリング中に、びっくりしてしまったたとき、どうすれば… 先生はそういうのはないのかもしれませんが…」というようなものでした。答えはこれも正確ではないのですが「そいうことはありますよ。冷静で聞かないとってなると自分に関心が向いてるわけでしょ、そうするとクライエントさんへの関心が切れてしまう。」というような主旨のお答えでした。たしかに！と思いました。びっくりしたとき、乗っかってしまったとき、一瞬、自分の興味で聞いてしまって、直後に「いかん、いかん」と立て直そうとしているとき、相談者さんの語ってくださっていることから離れて、ますます自分に関心が向いてしまっているということに気づきました。認めちゃった方がいいのかもしれませんね。「えっ！、すごいですね！ あっ、すいません。つい自分の興味が（笑）」とか。こっちの方が自分のすべきことに戻りやすい気がします。
次のオープンカウンセリング、３月初めに関西で開催予定のものに参加したいと思っています。それで（前にも書いた気がしますが）、偶然と思いますが、中島先生のとＨさんのと同日同時間帯で重なってるんですよね。貴重なオープンカウンセリングが重なるなんて、両方見学したかった（笑）。どちらにしようか、まだ思案中です。本当にコピーロボットが欲しい。
読んでいただきありがとうございます。
みなさまどうぞよい夜をお過ごしください（朝かな（笑））。
生きとし生けるものが幸せでありますように。
