アドラー心理学で一緒に考えてみませんか

アドラー心理学カウンセラーの鍵野が気になったことのあれやこれやを綴ります

夢から覚める

<2023年11月1日wrote>
こんばんは、鍵野です。
もう書きたいことないなぁと思っていたら、ありました…というか、できました。
今日、長年不思議だったこと、謎だったことがついにわかってしまいました。というのは自分の事なんですが。アドラー心理学のお約束ですね、自分のことは自分が一番よくわかって…ないんです。なぜ、この人といるとイライラしてしまうんだろうか? なぜ、その人が来るとわかると不安になってしまうんだろうか? ついに判明しました。自分のライフスタイルのせいでした。って、おいおい、そりゃそうだろう。そりゃそうなんですが、その中身、ロジックがわかったのが記念すべきことなんですよね、自分にとって。ライフスタイル分析については、誰が誰にどこで受けているとか、話すべきことではないんですが、自分のことならいいかなと思いまして…。読んでくださっている、(数少ない)アドラー心理学おたくなみなさまの参考になればうれしいなぁと(これライフスタイルですね。バレてるやないかい!)、書かせていただきます。
 5月くらいから、ある大先輩と一緒に自分の早期回想を分析してきました。かれこれ半年くらいかかりました。それで、ようやく最近ライフスタイルがしっくり来る言葉になって、暮らしの中で自己観察を続けていて、今日、そういうことか!と、最後の?陰性感情の砦の正体がわかってしまいました。うーん、そうかぁ、そうなのかぁ… で、やっぱり人間って単純だということがわかりました。自分だけはちょっと複雑かもなぁと思っていたのに(笑)。わかってしまえばですね、そもそも小さな子どもの頃に決めたことですから、健気というかムキになってるというか、かわいいもんです。そうやって見れるようになると、あら不思議、陰性感情あまり湧いてこなくなりました。これを解決しちゃったら、エピソード(陰性感情のあった出来事のこと)出なくなるかもしれません。カウンセラー目指す人の練習相手になれない(笑)。世界征服のたくらみはカウンセラーを目指す過程で手放せたんですが(笑)、まだ自分の大事な人たちだけはどうにかしたいという欲はしっかり残っていました。あれもそうだったのかぁ…と気づいたこともありました。とにかく、めでたい日です。人さまのカウンセリングはしておきながら何ですが、自分も単純だ!と本当に納得できました。この気づきをもたらしてくれたすべての人に感謝します。ありがとうございます!
野田先生がおっしゃってました。相談に来られた方に教えて欲しいと。
1.人間は、小さい頃決めたライフスタイルに従って行動する、単純な存在であるということ。
2.そのライフスタイルは夢(仮想)だということ。
3.その競合的な(どちらが上か下か優劣を決めようとする)夢から覚めないといけないということ。
そして、3の夢から覚めるのは、一人だけが覚めるのでは奇人変人扱いされるので、社会のみんなが競合的な夢から覚めるように働きかける必要がある(だからアドラー心理学を普及させたい)ともおっしゃっていました。
まずはアドラー心理学カウンセラーが競合的な夢から覚めていないと話になりませんよね。はい、ちゃんと覚めます。まだちょっと寝ぼけていて陰性感情使うかもしれませんが、すぐ覚めるようにします(笑)。
読んでいただきありがとうございます。
生きとし生けるものが幸せでありますように。