<2023年10月20日wrote>
こんにちは、鍵野です。
今日は上浦もちょっと肌寒い感じです。さきほどパラパラと雨も降りました。屋根があって壁もあり雨風を除けられるのは有難いなぁと…当たり前ではないですよね。自分一人で家を建てる能力はありません。家を設計した人にも、大工さんにも、木材を運んできてくれた人にも、山から木を伐り出してきてくれた人にも、大工道具やトラックや林業機械を作ってくれた人にも、道路を作ってくれた人にも維持してくれている人にも、ガソリンを売ってくれた人にも運んできてくれた人にもアラブの石油王にも(笑)、感謝です、キリがないけど。人は助け合って生きているって本当のことですね。どんなに(自分にとって)嫌な人でも、その人のおかげで社会が成り立っています。別に誰かのことを知っていて誰かのためにしているつもりはなくても、社会で生きているということは、否が応でも人の役に立たざるを得ないんです。犯罪を犯して刑務所で懲役を受けている人にしても、その人のおかげで刑務官の方たちの仕事があるんでしょうし、検察官も弁護士もそうですよね。病気の人がいるから医者や看護師の仕事もあるんだし、心理的に困った人がいるからアドラー心理学カウンセラーの仕事もあるわけで…
でも、私たちは子どもの頃から抱えてきた劣等感のおかげで、他の人にはなんでもないことでも勝手に、自分には価値がないと思い込んで、ドーンとマイナスのドツボにはまります。怒り、嫉妬、憎しみ、悲しみ、不安、落ち込みなどなど…すごいエネルギーを作り出しては、そのドツボから這い上がろうとして(本当はそんなものはなくて、仮想に過ぎないんですが)、自分の理想に向かってジャンプしてしまって(だって本当は落っこちていないのに飛ぼうとするから、いつもやり過ぎるんです)、勢い余って自分と相手を傷つけてしまいます。そんなときはアドラー心理学を学びましょう(宣伝)! なかでもカウンセリングを受けるのは手っ取り早い方法です(さらに宣伝)。
アドラー心理学カウンセリングでは、必ず具体的なできごと=エピソードをお聞きします。「聞いてくださいよ~、うちの息子、ちっとも勉強しないんですよ。受験生だっていうのに、いっつも夜中までゲームしてて…。こんなにやきもきしてるっていうのに、ダンナときたら、そのうちするだろって、もうあなたがそんなだからあの子もああなっちゃうんじゃないの!って言うんですけどもね、ちっとも響かないっていうか、もうどうしたらいいのか…」これって、まだエピソードとは言えなくて、レポートと呼んでいます。エピソードというのは、ある日あるとき一回だけ起こったできごとのことで、なんでレポートではなくエピソードじゃないとダメかというと、アドラー心理学は科学なので、事実から出発したいからです。事実をもとに相談に来られた方とアドラー心理学の知恵で一緒に考えることができれば、今度似たようなことが起こったら、よりよい結果になるように、これまでとは違ったアドラー心理学の考えに基づく違った行動を取ってみることができるかもしれません。それで普段の暮らしに戻られて、カウンセリングで学んだことを実践することで、実際に相手との関係が改善されることを目指しています。
そうやって、何度かカウンセリングで学んだことを試してみて、うまくいくようになったら、かつてはあれほど敏感に反応していた、自分の劣等感を刺激するようなできごとがあっても、わりと冷静に対処できるようになります。「ああ、来たぞ、またこのパターンだ」ってなもんで。そうやって、だんだんとあれほど気になっていた事が気にならなくなって、気が付いたら、周りはいい人ばっかりで、自分はなんて恵まれているんだろうって、感謝するようになります。信じます? 信じるものは救われるらしいですよ(笑)。まぁものは試し、一度アドラー心理学カウンセリングを受けてみられませんか? 劣等感が深くてこじらしちゃってるかなぁという人、どうせなら本格的にアドラー心理学のディープなところを学びたい人、自分の見たくないところにドーンと向き合いたいというド根性のある人(笑)には、アドラー心理学フルコース(笑)もご用意しています。お問い合わせください。
読んでいただきありがとうございます。
みなさまどうぞ暖かくしてお過ごしください
生きとし生けるものが幸せでありますように。