アドラー心理学で一緒に考えてみませんか

アドラー心理学カウンセラーの鍵野が気になったことのあれやこれやを綴ります

ライフスタイル

<2023年10月8日wrote>
こんばんは、鍵野です。
昨日は関西方面へ日帰り弾丸ツアーで出かけ、大先輩大御所のアドラー心理学カウンセリングを見取り稽古してきました。
これまで見学してきたどの先生・先輩方よりも近い間合い(物理的にも言葉と言葉の間隔でも)でのカウンセリングで、もの凄い包容力と同時に場を制御する力を感じました。鍵野の使う「エピソード分析」という手法とは異なりますが、それでもやっぱりアドラー心理学なんですよね。協力的に横の関係で暮らす方向へ具体的行動の提案があって、相談者がそれを決意を持って選び取る過程は感動的でした。
 そんな学びの余韻に浸りながら、お昼に福岡でラーメンをいただきました(2枚目の写真)。なんと300円です! シンプルで期待通り満足の一杯でした。それでじつは昨日のお昼も関西でラーメンでした😆 こちらは大好きな天下一品のこってり並み920円(1枚目の写真)、物価高で原価も高いからしょうがないですよね。大満足でした。福岡のラーメンが劇的に安いだけです。
ラーメンにもカウンセラーにも、そしてもちろん相談者さんにもみんな個性があります、本来比較するものではなくて、その個性で今日までサバイバルしてきた(人もお店も)、そのサバイバルの仕方が違うだけです。
で、その個性というかその人の人生の方針をアドラー心理学では「ライフスタイル」と呼びます(日常一般用語のライフスタイルとは違います)。そのライフスタイルは10歳くらいまでにいったん完成して、よっぽどのことがなければそのまま死ぬまで同じライフスタイルでやっていくと。10歳くらいまでに育ってきた環境下で出会ってきた様々な課題を、その人に与えられた頭脳を含む身体全体と周囲の人、もの、環境をうまく使って解決してきた結果、編み出されたその人ユニークな戦略が、ライフスタイルと呼ばれるものです。なのでちょっと、というかかなり子どもっぽいんですよね、この戦略は。だって子どものときに作ったんだから。でもいくら子どもっぽくても、このライフスタイルから外れる行動は、しません。怖くてできません。
例えば、子どもの頃、何か困ったことがあると泣いていた人、泣いてると周りの誰かがそばにいてくれて、それで困ったことが解決したというような経験から学んできた人は、大人になっても、本当に困ったときには、なぜか悲しくなったり不安になったりして、泣いて助けが来るのを待ちます。子どものころ、怒って強く出て問題を解決してきた人は、大人になっても怒って強く出て問題解決をしようとします。子どものころ、人に頼れず自分一人で問題解決してきた人は、大人になっても、それがとてもじゃないけど一人じゃ無理でしょと思われる問題でも、一人で抱え込んで解決しようとします。
それで、ライフスタイルが変わるよっぽどのこというのはどういうことかというと、子どものころに身につけたライフスタイルでは、うまく解決ができない問題に悩まされて困ってしまって、カウンセリングを受けて、それまでにはなかった行動パターンを試す勇気を得て、実際に試してうまく問題が解決したりすると、それに味をしめて無意識的にライフスタイルが変わるというようなことです。場合によっては最初から具体的な問題解決というよりは、相談される方と合意の上で、ライフスタイルの成長を目指して、そのライフスタイルが成長することで結果的に問題が問題ではなくなってしまう次元を目指す場合もあります。
まぁそこまでしなくても、世の中の共通感覚からそうかけ離れてない範囲でライフスタイルを作り上げて来られたのであれば、個別の問題解決をしていくうちにスムーズに暮らせるようになることが多いです。
アドラー心理学カウンセラーになろうなんて物好きな人は、やっぱりライフスタイルを成長させる方向に動いていかないと行けないんですが、成長しようと動くのも結局自分のライフスタイルに従ってやっていることなので、それまでのパターンを強化してしまう結果になったり…これ自然に振る舞えるように意識して行動しようと言っているようなもので、どうしたらいいの?っていう超難問なんです。
まぁカウンセラー特有の悩みは置いておいて😆、とりあえず一度、カウンセリングを受けてみませんか? ご自分のライフスタイルについて面白い発見とご利益があるかもしれません。
読んでいただきありがとうございます。
みなさまどうぞよい連休をお過ごしください。
生きとし生けるものが幸せでありますように。