こんばんは、鍵野です。
今日から確定申告ということでタレントさんがe-Tax(電子申告)で申告を済ませたというのが宣伝的にニュースに上がっていましたが、もう7割の方がe-Taxを使っているらしく、思ったよりも普及してるなぁとちょっと驚きました。控除額の差が大きいのがモチベーションになっているんでしょうかね。印刷して税務署に持って行って、受付のハンコを控えに押してもらうことで、ある種の達成感と共にようやく1年終わったなぁという気がしていたものですが変われば変わるものです。
前回にも書きましたが、鍵野は既に申告は済ませていて還付待ち状態なのですが、あらためて過去13回の申告内容を振り返ってみたら…、サラリーマン時代より稼いでいない年が大半でした(笑)。でも起業したことは全然後悔していません。かなり家族に迷惑はかけたけれど、まぁそれも縁だったと許してください(笑)。
忙しさと収入は比例するようで、のんびりできている年は稼ぎが少ない(当たり前か(笑))。そして、これは確定申告の書類への記入欄はありませんが、主観的な幸福度は忙しさと反比例するようで…、結果的に幸福度と収入が反比例している(笑)。
今が一番幸せ!…ということは、今年の申告額は…想像にお任せします(笑)。
カウンセリングでの収入も増えてはいるんですが、やはりコンサルティング収入に比べると…ほとんど大勢に影響がない程度ではありまして、これ一本で食べていくというのは…儚い夢という感じです(笑)。宝くじでも当たれば、言い訳できないようないい所に出店して勝負してみたい気もしますが、宝くじとか株とかギャンブルはしない主義なので…、このまま細々と兼業カウンセラーとしてやっていきます。そのうちまだ生きていれば僅かでしょうけれど年金ももらえるだろうし(なんだかんだ言いながら日本政府を当てにしています(笑))、何か食べれて寝るところさえあれば満足できますので、なんとかなるだろう(これは楽天的)…じゃなかった、なんとかするだろう(これが楽観的)と、自分を信頼しています(アドレリアンですから)。
で、なんとなくもうアドラー心理学の話題に入ってはいるんですが、結局、幸不幸の条件って単純で、「人間関係」なんですよね。人間は社会に組み込まれてしか存在できない生き物なので、その組み込まれている社会での人間関係がよくなれば、たちまち幸福になってしまう生き物なんですね。えらく単純でわかりやすい(笑)。
「およそ人間関係の問題である限り、アドラー心理学ですべては解決する」と力強く、恩師である野田先生が補正項(野田先生のブログ)に書かれていますが、鍵野がアドラー心理学に出会って、真剣に学んで実践して、実際に、最も近くの組み込まれた社会である「家族」における人間関係がどんどんよくなっていったことで、みるみる幸せになっていきました。
収入は、そりゃぁなければ困るでしょうからある程度は必要条件になるとは思いますが、まぁ衣食住が足りれば、あとはねぇ、家が2つあっても寝るところは1つでしょうし、車が2台あっても同時に乗れるのは1台だし、ご飯だって2人前あったって1人前だけ食べれば十分だし、その方が身体に負担も少なくていいですもんね。
一人親方(コンサルタント)として起業したことも、家族の次に組み込まれている感のあった社会である「会社」を離れて、そのときそのときのお客さんとの人間関係に注力すればよくなり、問題が起こりにくくなったという意味で、関係しているとは思います。もちろん、会社の仲間との付き合いがなくなる寂しさはありましたが、稼ぐために無意識的に飲み込んでいた不本意なあれやこれやから解放されてホッとした気持ち、自由になった解放感はそれを補って余りあるものでした(独立後も、一時期、何の勘違いからかサラリーマン扱いされ(給与所得になったからサラリーマンだったんですよね…と今頃気づく(笑))、全然言う事を聞かずに(雇われの意識皆無(笑))人間関係の大トラブルを引き起こして、お役御免になったという事件がありましたが、まだアドラー心理学に出会う前なのでしょうがないですね(笑))。
それで、「忙しさ」と幸福度が反比例するような感じがしているのも、やっぱり忙しいと人間関係への投資が減るからではないかなと。忙しいと時間的にも精神的にも余裕がなくなって、本来近しい関係であるからこそ、そこにどんどん甘えていって、なおざりになっていき、仕事が忙しくなればなるほど、大事な関係が損なわれていくからではないのかなと思っています。
とはいえ、暇すぎて互いに働きもせず、いつもべたべたし合う関係っていうのも、暑苦しいというか息苦しいというか、やってられない感じになるでしょうから、それぞれに参加する別の社会があった上で、より親密な社会を構成し合うメンバーなんだよねという、適度な距離も必要な気もします。
そういう意味で、鍵野は今、一人暮らしではありながら、いざという時には必ず助けてくれる、必ず助けに行く関係であることをお互いに信頼し合えている、家族の現在のあり方に十分な幸せを感じています。
ということで、まぁ仕事大好きな人、忙しいのが好きな人、稼ぎたい人はどんどん稼いだらいいとは思うのですが、それでもその前に、幸せの保険として(怪しさ満開(笑))、アドラー心理学を学んでおきませんかとお勧めしたいですね。
人間関係さえなんとかなれば、なんとかなりますから(笑)。仕事柄、大借金をして返せなくて、それで自己破産に至るというような方も何人も知ってますが、みなさんお金で困る(まぁそれはそうなんですが)というよりはやっぱり人間関係なんですよね、困るのは。人間関係さえ何とかなるのであれば、支えてくれる人がいるのであれば、借金は何とでもなりますし、なってます。なんとかかんとかその方なりに暮らしていますもの。借金は犯罪ではありません。返すつもりで借りて、それでも返せなくなってしまうということはありますよ、そりゃぁ人間ですもの。
借金だけじゃなくて、大震災、津波、火山噴火、台風とか、または戦争だってないとは限らないじゃないですか。それでもそんなときこそ、頼れるのは人間関係です。
他人の不幸が他人事ではない感覚、お互い様の気持ちでできることはしたいと思う感覚、この日本列島に住む人に連綿と受け継がれてきたそういった感覚、それこそアドラー心理学の言う共同体感覚の一側面だと思います。だから、日本人にアドラー心理学はとっつきやすい気がするんですよね(その割に広まっていないが(笑))。
「転ばぬ先のアドラー心理学」いざという時のためにも、まだの人は、どうしたって周りの人との関係がいい方向に向かって行ってしまうアドラー心理学を学んでみられませんか?
野田俊作顕彰財団(AIJ)もしくは日本アドラー心理学会のホームページにアクセスしてみてください。学び方もわかるはずです。九州にお住まいの方は、お友達をさそって何人か集めてもらえれば、鍵野が生きたアドラー心理学をお伝えに伺います。これで稼ごうという気はないので、ボランティアベース、ガソリン代程度いただければ喜んで行きますので、遠慮なくおっしゃってください。何か怪しい目的があるわけではなく、九州にアドラー心理学を実践する人を増やしたいという私利私欲のためですのでご安心を(笑)。
今日も読んでいただきありがとうございました。
みなさまどうぞよい夜をお過ごしください。
生きとし生けるものが幸せでありますように。