アドラー心理学で一緒に考えてみませんか

アドラー心理学カウンセラーの鍵野が気になったことのあれやこれやを綴ります

都城市の第二回学習会への期待

こんばんは、鍵野です。
今日はあの厳しい寒さはどこへやら、暖かかく身体も緩んで過ごしやすかったです。


先週末に前回の献血から日が経ったので次の献血OKのお知らせが来ていたんですが、わざわざ普通のお勤めの人がたくさん出かける休日に行くこともなかろうと、月曜の今日、大分の誇るショッピングモールわさだタウンに行って400ML献血してきました。


ほぼ毎夕せっせと運んでくれる母の手料理のおかげか(娘はバーバーイーツと言ってた(笑))、今回も比重で引っかかることなく無事献血できてよかった!


やっぱり食事の量が少ないと貧血になるのかなぁ? もともと太りやすく(燃費がいいので(笑))、しっかり食べてしまうと身体が重くなるの気になって、少食を心掛けていました。それで体重が落ちて身体も軽くて自分としては体調がいいと思っていたときに、二回ほど献血できなかったことがあります。いい落としどころをみつけたいんですが、なかなか難しいですね。食べるようになるとやっぱり食べたくなるし(笑)。


400も献血したんだし、ちゃんと食べよう!ということもあって、最近大分に初出店と話題になっていたサイゼリヤはたしかわさだタウンだったなと、行ってみました。平日だし空いてるだろうと思ったら、なんと、大勢の人が見せの外で待っているではないですか。うっそー、いやぁ…、帰ろう…と、すぐにエレベーターを降りました。


サイゼリヤが珍しいわけでもないしなぁ(東京で暮らしてた時にはよく行ったので)…、あ、でも…、腹が…、減った…(最近、孤独のグルメYouTubeでよく見てたので、3段階でのカメラの引き絵が浮かんできました(笑))。


「何を食べればいい? オレの腹は今何腹だ? オレは今…そうだ、パスタ腹だ! うん、ニンニクの聞いたトマトソースが俺を待っている! よし、サイゼリヤだけがパスタ屋じゃない。そうだ! にんにくやがあったじゃないか! 行け! 突撃だ!」といった感じで、同じわさだタウンにあるにんにくやさんで望み通りのパスタをいただいて、大変満足して帰りました。うーん、しばらく孤独のグルメごっこもいいかも(笑)。


それで今日のアドラー心理学の話題は、来月2月2日(日)の宮崎県都城市でのアドラー心理学学習会の第二回のお知らせとそれに関連して考えていることを書いてみたいと思います。


おかげさまで前回12月に開催された第一回は大変好評で、ほとんどの方がアンケートにも回答くださり、内容にも満足いただけたようでした。さらに嬉しかったのが、今後の内容への期待として、実践方法を知りたいという方が何人もいらっしゃって、ただ単に知識としてではなく、ご自分でやってみよう!と思ってくださったこと、アドラー心理学=自分で実践する学問なんだということが伝わったのがわかって、やってよかった!と思いました。


それで主催の地元のお世話役の方と次回について打ち合わせをする中で、そんな風に深い所、こちらが一番伝えたいことを受け止めてくれた方が何人もいらっしゃる一方で、やっぱり難しいと思わる方もいるかもしれないなということもわかってきました。


アドラー心理学を大きく、理論、思想、技法という3つに分ける見方がありますが、鍵野は理論と思想を伝えるのが好き(そう、好きなんです(笑))なので、そこにからむ質問をいただくと嬉しくなって、熱く語るクセがあります。それで目からウロコ!と喜んでくださる方も結構いるんですが、じゃぁどうすりゃいいのよ? と、すぐに使える何かを知りたいと期待されて来られた方からすると、うーん…となってしまうこともあるだろうなぁと。


少なくとも何か来てよかったと思えるお土産のようなもの、すぐに役立ちそうな何かを提供してあげたいという主催者の思いを感じました。うーん、そう言われて、そういうものを全然用意するつもりもなかったことに初めて気づきました(笑)。


イメージとしては勇気づけになるメッセージと勇気くじきになるメッセージの一覧表のようなものが求められていそうです。たしかに、これわかりやすい…というか、わかった気になりやすいし、お土産によさそうな感じはするんですが、でも…ですね…、リスクもあるんですよね、かなり。


アドラー心理学を学びこんでいくと段々わかってくるんですが、勇気づけになるメッセージ=〇〇です、っていうのは本当はないんですよね。相手と平等、対等、横の関係で発したメッセージは、極論を言えばなんだって勇気づけになるし、言葉面がどんなにキレイで美しくても、相手を下に見たり、あるいは上に見たり、上下、美醜、正邪、善悪、優劣をつけるような関係、縦の関係から発したメッセージは、何と言おうが勇気くじきになってしまうのでですね。


だから、これは誤解される(可能性が高い)ので教えない方がいいなぁと思っていて、それで予定していなかったのですが、しかし、たしかにアドラー心理学に初めて出会う人に、何らかの具体的なイメージを持ってもらうためには、例えば、こういうのが…という紹介はしてもいいのかなぁと、主催者とお話しているうちに思えてきました。その方もそういうものが大変参考になって、それで学びを深めてこられているところもあるようですしね。


まずは口先アドラー(その反対は真心アドラー)から始めてもいいのかもしれませんね。思い起こせば自分もそうでしたから(笑)。できているつもりでさんざん勇気くじきメッセージを発してましたからねぇ、子どもたちに対して。


人それぞれ得意な学び方のスタイルがあって、理論と思想からどーんと入るのが性に合っている人(鍵野はこれ(笑))もいれば、技法からやってみるうちに、だんだんと理論と思想もわかっていくというのもあるんでしょうね。入り口はどこでも、結局スパイラルアップというか、理論と思想と技法、別々にマスターしていけるものでもなくて、それぞれが相乗効果を上げながら深まっていくものでしょうし。


ということで、2月2日(日)都城市の学習会に来ていただいた方には、もれなく勇気づけメッセージと勇気くじきメッセージの参考例をプレゼントいたします。もちろん使用上の注意もしっかりお伝えしながら、何か持って帰ってはいただけると思っています。元ネタは野田俊作先生のパセージテキストですが、もちろんそのまま使うわけにもいきませんから(みなさんがパセージ受講してくださればそれが一番いいんですが(笑))かなりアレンジしてあります。


それから、実践方法を伝えるのが今回の目玉と思っているのですが、いきなり「エピソード分析」を伝えるわけにもいきませんので、それでも、初めての人でもちゃんとアドラー心理学らしい実践はできるところを伝える用意はできたと思っています。何をするか何をしてもらうかは、参加された方だけのお楽しみ!ということで、内緒です(笑)。


アドラー心理学らしい実践方法を初めての人にどう伝えるかという、自分へのチャレンジに今からワクワクしています。


それでは、まだ絶賛募集中ということですので、都城市在勤在学在住のみなさま、チラシ(最後の写真)記載の連絡先までお申し込みをお待ちしています。当日、都城市でお会いしましょう!


読んでいただきありがとうございます。

みなさまどうぞよい夜をお過ごしください。


生きとし生けるものが幸せでありますように。